臨床研修施設学習会

2013年に開始した臨床研修施設学習会では年に1回、全国各地から著名な先生をお招きし歯科スタッフだけではなく病院、介護職員とも連携して学んできました。
歯学に関連した知識や歯科診療に関する先進的な取り組みなどを学び、日常の診療業務に生かしています。

2024年度

知られざる唾液のちから ~口腔機能の維持向上は唾液ケアから~

2024年は神奈川歯科大学副学長である槻木恵一教授をお招きし「知られざる唾液のちから ~口腔機能の維持向上は唾液ケアから~」というタイトルのもと、3時間にも及ぶ学習会でしたが49名の参加者があり、唾液の不思議、ミラクルな働き、唾液ケアの重要性を学び日常診療にいかせるたくさんの学びがありました。
唾液力アップ IgAを増加させる4つの唾液ケア、唾液量を高める唾液ケア、唾液腺マッサージなど病理学的な知識ともに日常診療に活かし実践できる学習会となりました。

2023年度

2023年度は新潟県柏崎市で開業されている鈴木公子先生(ひまわり歯科医院院長)をお招きし、 「食を整え、息を正し、足指伸ばして、あなたも健康になりませんか?」というタイトルのもと33名の参加者で食、息、足の大切さを学びました。
講演では「歯科医師として口の中だけの症状を診るのではない」こと、病気になってから指導するのではなく病気にならないようにすること、口は命の入り口であり病の入り口にしてはいけないこと、それを伝えられるのは歯科医療関係者であると鈴木先生の熱い講演と実技でした。

過去の学習会

回数 開催日 テーマ 講師
第1回 2013年4月20日 食べられる口づくり おいしく長生きのまちづくりへ 黒岩恭子 歯科医師
第2回 2013年11月2日 単独ではできない嚥下治療の実態
-あたり前の医・歯・介連携について-
原純一 歯科医師
吉野ひろみ 歯科衛生士
第3回 2014年4月20日 総義歯を学ぶ 松下寛 歯科医師
第4回 2015年10月24日 摂食嚥下のとりくみ、食べるを支える地域医療
-東日本大震災被災地の歯科医師からの提言-
河瀬聡一朗 歯科医師
第5回 2016年11月12日 内科医の視点で捉える歯科医療の素晴らしさ
-なぜ生まれ変わったら歯科衛生士になりたいのか?-
西田亙 医師
第6回 2017年11月5日 あいうべ体操で息育、元気生活! 今井一彰 医師
第7回 2019年5月18日 住民の心を掴んで、確実に伝えるワザ教えます!
-「わかりたい」「知りたい」気持ちにさせるために-
北折一 氏
第8回 2020年10月10日 みるみるモチベーションが上がり、おもしろいほど行動変容が起こる!相手のハートをゲットするプレゼン 北折一 氏
第9回 2021年9月18日 歯科医院に必要な乳幼児期の食支援
~指導のポイントと解決策~
田中美智子 管理栄養士
第10回 2022年12月10日 マスク生活の中で口ポカーン
口の機能と発達を考える
相馬美恵 歯科医師
町村純子 保健師
第11回 2023年9月2日 食育・息育・足育
食を整え、息を正し、足指伸ばして、あなたも健康になりませんか?
鈴木公子 歯科医師
第12回 2024年5月11日 知られざる唾液のちから
~口腔機能の維持向上は唾液ケアから~
槻木恵一 歯科医師
第13回 2025年12月13日(予定) オーラルフレイルと超高齢社会における補綴歯科治療 上田貴之 歯科医師

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