お知らせ

沼田市と「見守り活動に関する協定」を締結しました。

2021年09月30日 お知らせ

9月30日、沼田市と利根保健生協で「地域見守り活動に関する協定書」の締結式が行われました。これは住み慣れた地域で安心して暮らせる地域づくりをめざすため、行政と民間が連携して地域を見守るものです。

今後は、より広域での見守り活動を展望して、複数の自治体との協定締結も検討していきます。

認定書を手にする横山公一市長(左)と大塚隆幸理事長(右)
〈写真・マイタウンたにがわ提供〉
認定書を手にする横山公一市長(左)と大塚隆幸理事長(右)
〈写真・マイタウンたにがわ提供〉

地域見守り活動の内容

この活動は、機関紙配布時などの生協活動中に組合員や地域住民の異変(郵便物がポストにたまっている・電気がついているのに呼んでも応答がないなど)に気づいたら、生協くらしサポートセンターへ連絡していただくというものです。その後、生協から沼田市へ連絡を入れ、両者間で情報共有を図ります。

緊急の場合は、警察・消防署への通報も行います。

図1 地域見守り活動の流れ
図1 地域見守り活動の流れ

医療生協の協定の有意点

当生協の協定の有意点はやはり地域の組合員が見守りを行っているということです。配布者さんの協力で月一回の機関紙配布をしていただいたり、地域によっては班会やサークル活動で定期的に集まって、顔の見える活動をしています。
高齢で一人ぐらしの方が増え、ご近所との関係が希薄になっている今こそ、組合員のつながりを活かした活動が大切になっています。

利根沼田地域には当生協の利根中央病院をはじめとする5つの事業所があります。
訪問診療や訪問看護、通院支援の送迎時などに職員も地域の見守りを行っています。

見守り事例

  • 家に迎えに行き玄関で声をかけたが利用者が出てこなかったため、関係者に許可を得て家の中に入ったら、すでに亡くなっていました。
  • 利用者宅に着いて声かけをしたら、奥から人の声がしました。家の中に入ってみるとお風呂から出られなくなっていて、助けることができました。

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