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介護サービスを利用するには

2019年2月1日

介護老人保健施設とね

介護支援専門員

中村 武城

介護保険は、家族の介護や自分の老後をサポートする制度です。介護が必要な高齢者やその家族を、社会全体で支え合うことを目的としています。今回は介護保険制度の基本について紹介します。

介護保険とは

2000年4月に創設された社会保険制度です。原則として40歳以上のすべての人が加入します。65歳未満は、医療保険と合わせて徴収されています。65歳以上は、基本的に年金から差し引かれます。

何歳から利用できるの

基本的には65歳以上です。40歳以上65歳未満でも特定疾病が原因で介護が必要だと認定されれば利用できます。

どうやって利用するの

要介護・要支援認定の申請が必要です。市町村窓口にて認定申請を行います。地域包括支援センター、居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)でも代行することが出来ます。
〈申請から利用までの流れ〉
@申請
A認定調査、主治医の意見書
B要介護度の決定
C認定結果通知
Dケアプランを作成

ケアプランとは

ケアマネジャーが本人や家族と面談し、要望や困りごとを聞き、どんな目的で、どんなサービスをいつ、どのくらい利用するのかを決めた計画書です。大枠のプランが出来たらケアマネジャーやサービス事業所の担当者が利用者と話し合い、内容を確認してからサービスがスタートします。

どんなサービスが受けられるのか?
・自宅に訪問してもらうサービス:訪問介護(ホームヘルパー)、訪問看護など
・自宅から通うサービス:通所介護(デイサービス)、通所リハビリ(デイケア)など
・短期間泊まるサービス:ショートステイ
・施設に入居して受けるサービス:特別養護老人ホーム、介護老人保健施設など
・介護用具のレンタルや購入の補助:車いす、介護用ベッドなど
最近の施設利用について
在宅で介護をしているご家族の中に「施設入所」を考えたことがある家族も多いと思います。
最近の傾向として、特別養護老人ホームが入所条件に原則介護度3以上の制限が付き、介護老人保健施設もリハビリして在宅復帰が目的のため長期入所ができない、など入所条件が厳しくなってきています。つまり、介護度が低くて長期入所希望の利用者はどうすればよいかといいますと、選択肢の一つとして、サービス付き高齢者住宅・有料老人ホームがあります。これらは、高齢者夫婦や単身高齢者の住宅=「住まい」となります。介護度が出ていれば比較的入所しやすいですが、料金が特別養護老人ホームや介護老人保健施設より高いため、個々の家庭の経済状況に合わせた利用になります。
利根沼田の施設利用について
では、私たちが住んでいる利根沼田の施設利用状況ですが、私が働いている「介護老人保健施設とね」は、夏と冬に入所し、季節の良い春と秋は自宅に帰る利用パターンが多いです。入所(3ヶ月)と在宅生活(3ヶ月)を交互に行い、入所中は集中的にリハビリを行い、ご家族はゆっくり介護疲れを癒していただきます。
利根沼田は冬が大変です。在宅で介護していた利用者が冬の間施設入居するケースが増えるため、どこの施設も満床状態になります。毎年どのように冬を越すかがこの地域の課題となっています。
まずはお近くの相談機関に相談を
施設を利用するのにあたって、まずみなさんに知っていただきたいことですが、介護保険の施設は、入所条件や料金設定、入居できる介護度など施設ごとによって違います。これを家族だけで判断するのは難しいです。お近くの専門職(居宅支援事業所ケアマネジャー、病院相談員など)に相談してください。専門職のアドバイスを聞きながら施設選びを行うことをお勧めします。
 

関連記事

介護保険に関する記事や介護保険で利用できる事業所のページです。

興味のある方は、ぜひお目通しください。

 

「介護保険適用 リハビリに特化した短時間通所リハビリ」(2019年10月号)

 

「今後の介護保険 〜支部(班)で支え合おう〜」 (2011年4月号)

 

介護老人保健施設とね

利根保健生活協同組合が運営する介護老人保健施設です。要介護の方の在宅復帰を目指し、リハビリに重点を置いた介護事業を行っています。

 

とねホームヘルパーステーション

介護老人保健施設とねに併設された事業所で、掃除、洗濯、食事づくりなどの家事援助や散歩などの身体介護を行う訪問介護事業を行っています。

 

サニーホームひまわり

利根保健生活協同組合が運営する、安否確認や生活相談のサービスが付いた高齢者向けの賃貸住宅です。家事や身の回りのことは本人または家族が行いますが、それが困難な場合は介護保険を利用し、デイサービスや訪問介護のサービスを受けることができます。