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2010.6.1 地域医療機関の皆様へ

 2000年7月に開始された「利根中央病院緩和医療研究会」ですが、当院緩和ケア診療科医長が5月末をもちまして退職しましたため、「緩和医療研究会」を維持できる体制がとれなくなりました。大変申し訳なく存じますが、体制が整えられるまで研究会を休止することにいたしました。4月15日の第108回までご参加・ご協力いただきました皆様には御礼申し上げますとともに、ご報告させていただきます。

 緩和医療研究会の再開につきましては、体制が整い次第、当ホームページにてご報告させていただきます。 

                                                                                       平成22年6月1日

利根中央病院がん診療委員会

2009.7.11 「原著論文掲載」のお知らせ
 沼田利根医師会員の皆様には日頃からお世話になりありがとうございます。5月号の日本泌尿器科学会雑誌に下記のような原著論文を掲載させていただきました。泌尿器科の先輩である高橋修先生、藤塚勲先生にも共著者としてお願いしております。

利根中央病院における前立腺癌症例の臨床的検討
―PSAスクリーニング受診歴の有無による生存率の比較―


その要旨は以下の内容です。

(目的) 我々は利根中央病院における前立腺癌の臨床的検討を報告する.
(対象・方法) 1987年から2006年の間に利根中央病院泌尿器科で病理組織学的診断された前立腺癌532症例を対象とした.1999年以降に診断された362症例については、PSAスクリーニングで発見された症例群(SC群)とそれ以外の方法で発見された症例群(NSC群)とで生存率を比較検討した.
(結果) 1987年からの年間新規診断患者数は徐々に増加しており,臨床病期の年次推移は年経過とともにstage AおよびDは減少傾向に,stage Bは増加傾向にあり、病期の偏移を認めた.1999年以降の症例数はSC群(223例)とNSC群(139例)でそれぞれstage Aは1例(0.4%),13例(9.4%)(p=0.0011), stage Bは159例(71.3%),44例(31.7%)(p<0.0001), stage Cは54例(24.2%),33例(23.7%), stage Dは9例(4.0%), 48例(34.6%)(p<0.0001)であった. SC・NSC両群間で3年・5年・7年の全生存率を比較するとSC群では95.6%・92.7%・84.1%, NSC群では83.2%・74.3%・60.8%(p<0.0001)であった.さらに3年・5年・7年の疾患特異生存率を比較するとSC群では98.8%・97.3%・95.9%, NSC群では90.2%・87.7%・79.4% (p<0.0001)であった.
(結論) 1987年以降の臨床病期分布に変化が認められた.また,スクリーニングにより発見された前立腺癌症例群では早期がんが増加し、それ以外で発見された症例群に比較し良好な生存率が得られた.

掻い摘んで申しますと重要な結論は以下の2点です。

@ PSAスクリーニングの普及に伴い,発見された癌の割合は早期癌が増加し転移癌が減少したこと.
A スクリーニングでみつかった症例群はそうでない症例群に比べて3年・5年・7年全生存率で12.4%・18.4%・20.6%の差が,さらには3年・5年・7年疾患特異的生存率で8.6%・9.6%・16.6%の差が見られたこと.


「今回の論文作成の裏話と雑感」
 今回の論文については検診の有用性を検証するため、当初検診活動が普及していなかった1999年以前と1999年以降で生存率を比較し投稿しました。1999年以降の症例群のほうが当然のことながら良好な生存率が得られ「この原因は検診が普及したこと」といった考察を行ったのですが、査読委員から『検診の重要性を強調したいなら、1999年以降の症例群で検診を受けた群と受けなかった群で生存率を比較したほうが良い』といった指摘や『検診といっても実際には人間ドックやそのほかの理由でPSAを測定した症例もいるはず』といった指摘をいただきました。結果4回に渡る査読委員とのやり取りの上、完成したという経緯があります。群馬大学の伊藤一人准教授にも相談した上、広義の意味でのPSAスクリーニング症例群を@市町村のPSA単独前立腺癌検診で発見された症例181例( 81.2%),Aかかりつけ医がスクリーニング目的でPSAを測定し異常を指摘された症例14例(6.3%),B人間ドックでPSA異常を指摘された症例13例(5.8%),C他疾患の精査中に当科でPSAを測定し異常を指摘された症例10例(4.5%),D自らPSA検査を希望し当科を受診された症例5例(2.2%)と定義しました。そのような解析方法でも生存率に有意差が認められたため受理されたものと思われます。
 論文の考察でも述べさせていただきましたが、PSAスクリーニングの普及にかかりつけ医の役割は非常に重要です。しかしながら国民性というものでしょうか、本邦ではいくら医療従事者が声を大にして検診の重要性を説いても受診率は早々には上がってきません。そこで小生の個人的な意見としてはPSAスクリーニング症例群のうち上記Aの症例数を増やすことが比較的容易な手段と最近は考えております。保険医療の考え方からいろいろな意見はあると思いますが、今回の論文を発表してみて前立腺癌死を減らすためにはかかりつけ医の皆様方のご理解が必要不可欠と思います。よろしくお願い申し上げます。

PSA論文はこちら

2009.5.3 「利根中央病院 緩和ケア研修会」のお知らせ
 地域医療機関の皆様には、がん診療に対してのご活躍を期待しております。

 さて、平成20年4月1日付の厚生労働省健康局長通知「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」により、当院主催の研修会を開催することになりました。この研修会はがん診療連携拠点病院が厚生労働省からの開催要請を受けて実施するものです。今回の研修会は沼田利根医師会の後援のもと、利根沼田地域・吾妻地域の二つの医療圏でがん診療を行う全ての医師を対象に行われ、修了者には厚生労働省からの修了証が交付されます。
 本研修会は、がん診療の質の向上・均てん化のため、また、緩和ケアのみならず日常診療のコミュニケーションスキルアップも目標としています。2日以上、12時間以上の研修時間を必要とし、ワークショップ・ロールプレイ等全てのプログラムに参加しないと修了証が授与されないというタイトな研修会ですが、今後のがん診療に役立つものとお勧めしますのでふるってご参加ください。皆様の元には募集要項・研修内容(下記に略記)の通知が届きますので、参加をご希望の方は参加申込書に所要事項をご記入の上、5月18日(必着)までに当院・藤平宛にFAXをお願いします。
 なお、医師以外の職種の医療関係者も参加できますが、修了証は交付されません。

利根中央病院 緩和ケア研修会
主催: 利根中央病院 (後援:沼田利根医師会)
開催日時: 6月27日(土)9:30(受付)、10:00〜18:25
6月28日(日)8:30(受付)、9:00〜17:10
開催場所: ホテル・ベラヴィータ
(沼田市材木町178−1 TEL:0278−60−1000)
研修内容: 講義、グループ学習、ワークショップ、ロールプレイなど
募集人員: 30名
応募期限: 5月18日(月)必着
応募方法: 参加申込書に記入の上、FAXで
 FAX:0278−22−4393
 利根中央病院 精神科/緩和ケアチーム 藤平 和吉宛
受講者の決定: 先着順(5月中にご連絡いたします)
修了証書: 利根中央病院院長、厚生労働省健康局長の連名にて交付
お問合せ : 「利根中央病院 緩和ケア研修会」担当:藤平 和吉
Eメール tch-fujihira@tonehoken.or.jp
TEL: 0278-22-4321(代表)

群馬県内の「緩和ケア研修会」の予定(実施済みを含む)は以下のごとくです。
   西群馬病院:1月17日〜18日
   群馬県医師会:3月20日、22日
   群馬大学附属病院:4月18日〜19日

   藤岡総合病院:5月9日〜10日
   前橋赤十字病院:5月16日〜17日
 ○利根中央病院:6月27日〜28日
   伊勢崎市民病院:7月12日、19日
   独法・高崎病院:7月25日〜26日
   県立がんセンター:8月29日〜30日
   富岡総合病院:8月30日、9月6日
   桐生厚生病院:9月5日〜6日
   独法・沼田病院:9月26日〜27日

参考:2007年、がん対策推進基本計画・目標
 「すべてのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得する」
2009.1.27 「がん診療手帳」のご紹介
利根中央病院 がん診療委員会
地域医療連携ワーキンググループリーダー
                 田村 芳美

がん診療手帳 当院では病診連携を進める目的で、このたび「がん診療手帳」を作成しました。
 がん患者さんは当院だけでなく、県内の他の診療所・病院を受診することもあります。群馬県がん診療連携拠点病院連絡協議会では、がん診療の地域連携を促進する目的で、県がん診療連携拠点病院である群馬大学付属病院で作成した地域連携パスのひな形「がん診療手帳」を基に、県内のがん拠点病院がその地域に合った形にひな形を改変し、運用することにしました。
 当院での「がん診療手帳」は、大きさはA5版でクリアファイル形式のため、経過によりページの増設ができます。がん告知をしていることが使用の前提です。配布を希望する患者さん、あるいは当院の主治医が必要と考えた患者さんに手渡すこととしております。母子手帳と類似の感覚で使用できればと考えており、受診日にはいつも持参するよう患者さんにお伝えする予定です。
 記載内容ですが、現病歴、病名、病期、治療内容、今後の方針等が3ページにわたり記載されます。その後、施行検査項目と当院主治医および本人からの疑問・質問のやり取りを記載するページが6年分続きます。処方内容をお知らせするページも作成しました。当院からの処方薬を印刷したシールを貼り付けてあります。主治医には処方が変更になるたびに新しいものを貼るよう伝えてあります。残りのページは患者さんへの一般的な情報提供の記載欄で、県内のがん診療連携拠点病院の案内、セカンドオピニオン外来、相談支援室、訪問看護ステーション、患者会の案内、医療費補助の案内などです。再発が疑われた時の対処方法、緩和ケア外来、疼痛管理の説明も掲載しました。最後に再発再燃時の治療内容を記載するページを設けてあります。
 時に「がん診療手帳」を患者さんが持参されたら、先生方にも診療状況を記載していただけると病院主治医は助かると思われます。また、先生方にかかりつけの患者さんが当院でがん診療を開始した場合、先生方から要望があれば「がん診療手帳」を発行する用意があります。当院地域連携室までご一報ください。
 がんは利根沼田地域でも今や死亡原因のトップです。この状況に「がん診療手帳」が少しでもお役に立てればと考えております。
2008.10.31 利根沼田地域の外来診療を担当する医師の方へ
 日々寒くなる毎日、利根沼田地域の外来診療を担当する皆様方におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。  
  さて、先日お知らせしました講演会「群馬大学における、がん重粒子線治療」が11月12日(水)と迫って参りました。当日は、県医務課の方および撮影スタッフが会場に入りますのでご承知おきください。県内で医師対象に行われる重粒子線治療の講演会は今回が初めてとなりますため、撮影した講演内容をDVDにまとめ、今後の各医師会・開業医の先生方への学習用として使用していく予定とのことです。
  お忙しい毎日とは存じますが、新しいがん治療の情報提供を目的とする当講演会へのご参加をお待ちしております。
利根中央病院院長 長坂 一三
利根中央病院がん診療委員会
2008.10.6 利根沼田地域の全ての医師へ
 群馬大学医学部附属病院において、まもなく重粒子線治療が始まろうとしています。現在施設を建設中ですが、治療が開始される前に重粒子線治療についての学習会を利根中央病院で企画いたしました。
1. 重粒子線治療とはどのようなもの?
2. 群馬大学における重粒子線治療の位置づけ
3. 外来診療において、患者さんから重粒子線治療についての質問を受けたとき、どのような返事をすればよいのか?

など、具体的な重粒子線治療についての学習会です。群大附属病院重粒子線医学研究センターの大野准教授をお招きしての会です。利根沼田地域の外来を持つ先生方には是非ともご出席をお願いしたいと存じます。

利根沼田地域医師対象 学術講演会のご案内
日時: 平成20年11月12日(水) 
午後6時30分〜午後8時
会場: ホテルベラヴィータ
講演: がん診療連携拠点病院機能強化事業
『群馬大学における重粒子線治療の概要と展望』
講師: 大野達也先生
群馬大学医学部附属病院・重粒子線医学研究センター准教授
参加費: 無料(当日は軽食をご用意させていただきます)
申込み: 11月10日(月) 利根中央病院 地域連携室まで
後援: 群馬県、群馬県医師会、沼田利根医師会、
群馬大学重粒子線医学研究センター、
沼田保健福祉事務所、利根沼田広域市町村圏振興整備組合
お問合せ : 利根中央病院 地域連携室(担当池田)
TEL 22-4325 FAX 22−4305(直通) 
Eメール renkei@tonehoken.or.jp
2008.4.8 利根沼田地域医療関係者の皆様へ
「第86回利根中央病院・緩和医療研究会」のお知らせ

 春まだ浅き候、皆様にはご清栄のことと存じます。  
 さて、利根中央病院におきましては毎月「利根中央病院・緩和医療研究会」を開催して参りましたが、平成20年3月をもちまして第85回を数えることとなりました。このたび、第86回以降の研究会をオープン形式とし、利根・沼田地域の医療関係者の方々に自由参加をしていただける方式と致しましたので、お知らせ申し上げます。また、県および当地域の医師会、看護協会、薬剤師会、MSW協会等にご連絡し、協力していただくことができ誠に有難うございました。つきましては、平成20年4月17日(木)に、下記のごとくの緩和医療研究会を執り行うことと致しました。気楽にディスカッションできる雰囲気ですので、お誘い合わせの上ご参加をお願い致します。

第86回利根中央病院・緩和医療研究会
「いまからでも間に合う!基礎から学ぶ緩和ケア」
講師:利根中央病院緩和ケア診療科科長・原 敬先生
日時: 平成20年4月17日(木)18:30〜
場所: 利根中央病院研修棟1階講堂
対象: 院内、および利根・沼田地域の医療関係者
後援: 利根中央病院がん診療委員会
その他: 月1回(木)開催、軽食あり
認定: 日本医師会生涯教育認定講座
日本病院薬剤師会生涯教育認定講座
(日本薬剤師会生涯教育認定講座・・申請中)
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